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  • 排水管の水漏れ原因とその対処法

    普段生活する中で、突発的に水漏れが発生する場合があります。
    水漏れした場合、放置すると床が濡れたり近くにある家電製品が故障するリスクもあり、早急な対応が必要です。

    水漏れ箇所として、排水管関連の水漏れが考えられますが、箇所によっては汚水が流れて衛生面でも大きなトラブルに発展する可能性があります。

    では、排水管の水漏れ原因には一体どのような点があるのでしょうか。
    この記事では排水管の水漏れ原因とその対処法について解説します。

    目次

    排水管の水漏れで考えられる原因

    排水管の水漏れで考えられる主な原因として、以下があります。

    • 排水トラップ
    • 排水パイプ
    • 排水ホース
    • 排水ホースと下水管の間
    • 下水管内のつまり
    • 排水管そのものの劣化

    各原因について、詳しく解説します。

    原因①排水トラップ

    排水トラップとは、水道管の途中で水を溜めておくことにより、水道経路を遮断する仕組みのことを指します。
    洗面台やキッチンシンクの下の水道管を見ると、曲がりくねった配管となっています。

    水によって経路を遮断する仕組みを水封と呼び、水のことを封水と言います。
    排水管が曲がっている箇所では、サイホン作用により水を流しており、古い水が溜まることはありません。

    排水トラップ自体は、配管を組み合わせて独特な曲がった形状としていますが、ナットが緩むことで水漏れが発生する可能性があります。
    また、内部に取り付けているゴム製パッキンが劣化することで、水漏れが発生し徐々に症状が悪化するケースが多いです。
    ゴム製パッキンは消耗品扱いとなり、15年ほどで劣化が顕著に見られます。

    さらに、長時間使用しない期間があった場合や寒冷地では寒さで伸縮性が落ちる傾向があり、より劣化を進行させます。
    とくに、使用しないことでパッキン自体が乾燥して、硬くなり収縮しなくなることで、パッキン本来の機能を果たせず水漏れに至る場合が多いです。

    原因②排水パイプ

    排水パイプは、通常塩化ビニールが用いられることが多いです。
    他にも、多くの種類が使用されていますが、どの材質でも経年劣化が発生します。

    主な材質別の耐久年数は、以下の通りです。

    • 塩化ビニール管:約30年
    • 亜鉛メッキ鋼管:約20年
    • 炭素鋼鋼管:20~25年
    • 鋳鉄管:35~40年

    耐久年数や費用面を考慮して、塩化ビニール管が圧倒的に多く使用されていますが、それでも30年程度で劣化するのです。
    塩化ビニール管の場合、熱に弱い特徴があり、熱湯をそのまま流すと耐えきれず割れなどが生じがちです。

    また、他の材質でも金属製であれば錆、金属以外でもひび割れが発生することなどが原因で水漏れに至るケースがあります。

    原因③排水ホース

    排水ホースについても、排水パイプ同様に経年劣化により破損して水漏れに至るケースが多いです。
    とくに、熱湯をそのまま流すことによる劣化、破損が多く見られます。

    そのまま排水するのではなく、お湯を水で冷やしながら流すことや、冷ました後に流すなどの対処が必要です。

    原因④排水ホースと下水管の間

    排水ホースからの水漏れも、多く発生する水漏れパターンです。
    排水ホースと下水管が接続されている部分は、通常ナットなどでしっかり固定することは少なく、防臭ゴムを取り付けてあるだけの単純なつくりとなっている場合が多いです。

    このようなつくりの場合、シンクの下を収納棚として使用している場合に防臭ゴムが外れてしまうと、排水ホースが動いてしまいます。
    すると、下水管に流れるはずだった排水がしっかり流れずに、外に水が溢れ出て水漏れする場合があるのです。

    ナット接続すれば防げる場合もありますが、ナット自体の緩んでしまうことやパッキンの劣化などで水漏れする可能性があります。

    原因⑤下水管内のつまり

    排水管には、水だけでなくさまざまな異物が流れ出ます。

    例えば、キッチンの場合は料理に使用した油や食べかすなどが流れ、お風呂場からは髪の毛やシャンプー、石鹸のカスが流れます。
    異物が排水管に流れることで、下水管内でつまりが発生することがあり、逆流してきた排水が下水管と排水管の接続部から溢れるケースが多いです。

    とくに油の場合、流したタイミングでは液状であっても、冷えると徐々に固まって下水管内で固着して詰まることがあります。
    そのため、油はそのまま流さず、何かで吸い取って別途廃棄するなどの対応をすることをおすすめします。

    原因⑥排水管そのものの劣化

    排水管そのものの劣化により、水漏れを起こす場合があります。
    使用している材質によって経年劣化のタイミングが異なりますが、徐々に劣化して最終的に破損して水漏れに至るケースが多いです。

    原因別の排水管の水漏れの修理方法

    水漏れの各原因によって、水漏れの修理方法は異なります。
    主な水漏れの原因別の修理方法は、次の通りです。

    排水トラップが原因の場合

    排水トラップが原因で発生している場合、まずはナットの緩みがないかをよく確認してください。
    手で回して緩むレベルの場合、明らかに緩みにより水漏れが発生している確率が高いです。

    一度、ナットを取り外して接続部にシールテープを貼り、レンチでしっかりと締めれば水漏れ修理が可能です。
    もし締め直しても水漏れが発生する場合は、パッキンの劣化が疑われるため、ナットを外してください。
    この際に、残留している水が漏れ出すリスクがあるため、バケツや雑巾を用意しておくのが良いでしょう。

    完全に取り外したら、ホースに接続されている方のナットも取り外し、完全にシンクなどから取り外します。
    そして、内部にあるパッキンを取り外し、新しいパッキンに交換してください。

    パッキン交換が完了したら、取り外しと逆の手順でナットを接続していきます。
    もし、排水トラップ自体に穴が空いているなどの症状である場合、新しい排水トラップを用意して交換してください。

    排水パイプが原因の場合

    排水パイプが原因で水漏れしている場合でも、接続部分が緩んでいることにより発生するパターンが多いです。

    はじめに、ナットが緩んでいないかどうかを確認して、もし緩んでいる場合は一度ナットを外してシールテープを貼り付けて、ナットを締め直してください。
    これで水漏れが収まらない場合は、パッキンの劣化が疑われますが、排水パイプは通常ナットとパッキンが一体型となっています。

    ナットを一度取り外し、内部にあるパッキンを新しいパッキンに交換し、再度接続し直してください。
    排水パイプ自体に破損が見られる場合は、新しい排水パイプを用意してナットを一度取り外し、新しい排水パイプに交換してください。

    排水ホースが原因の場合

    排水ホースが原因で水漏れしている場合も、基本的には排水パイプによる水漏れと同様の修理方法が適用可能です。

    はじめに、ナットの緩みとパッキンの劣化を疑い、ナットの締め直しやパッキンの交換をおこなってください。
    また、排水ホース自体の劣化が疑われる場合は、排水ホースが下水管口に差し込まれているだけか、床下の下水管口にナットで固定されているかによって多少作業方法が変化します。
    接続部分を外して新しい排水ホースに交換してください。

    排水ホースと下水管の間が原因の場合

    排水ホースと下水管の間が原因の場合、接続部分が外れているパターンが大半となります。
    ただ接続しているだけの構造の場合、下水管自体に詰まりが生じて外れることが多いです。

    このような場合は、防臭ゴムや防臭カバーと一緒に差し込み直せば修理が可能です。
    ただ、下水管自体の詰まりを解消しない限り、再発する可能性があります。

    他にも、排水管の周りにはものを設置した影響によって外れるケースもあり、排水ホース周辺にはものを置かない対応も必要です。

    下水管内のつまりが原因の場合

    下水管内に詰まりが生じている場合、液体パイプクリーナーで対応できるケースがあります。
    液体パイプクリーナーを使用する場合、まずは換気してゴム手袋をはめてください。

    次に、排水口のフタや部品をすべて外してパイプクリーナーを排水口に注入し、所定の時間放置して水で流すだけで解消できます。
    もし解消できない場合は、真空式パイプクリーナーを使用します。

    真空パイプクリーナーは、ラバーカップを用いるよりも吸引力が強く、強力な詰まりの解消も可能なので、つまりを手軽に処置したい場合に用います。
    真空パイプクリーナーを使用する場合、はじめに排水口の蓋や部品をすべて外してください。

    次に、レバーを押し下げて排水口に密着させて、レバーを引き上げます。
    そして、つまりが解消されるまでレバーの押し引きを続けてください。

    これでも解消できない場合は、ワイヤーブラシを使用してつまりを削って解消する方法がありますが、使い方次第で下水管を破損させる恐れがあるため注意してください。
    他にも、高圧洗浄機を用いた詰まりの解消方法もありますが、特別なスキルが必要になります。

    高圧洗浄機自体は、家庭用も存在しており誰でも作業できそうなイメージがありますが、もし配管を破損させてしまうと追加で費用が発生するため、業者に依頼しましょう。

    排水管そのものの劣化が原因の場合

    排水管自体の劣化が原因となる場合、排水管自体の交換を行う方法と、応急処置として補修用テープを貼って応急処置する方法があります。
    排水管自体の交換は、部分的に専門的な技術が必要となるため、業者に依頼しておこなってもらうことがおすすめです。

    ただ、交換修理までの水漏れを防ぎたい場合は、補修用テープで一時的に補修することをおすすめします。
    補修用テープを排水管の破損部分に貼り付ければ補修完了ですが、あくまでも応急処置である点には注意してください。

    排水管の水漏れ修理を自分で行う際の注意点

    排水管の水漏れ修理を自分で行う際には、注意すべきポイントがあります。

    まず、パッキンや配管を交換する場合、規定サイズのものを準備してください。
    サイズ違いのものを準備してしまうと接続できない場合や、接続できても水漏れが解消できない場合があるため要注意です。

    また、シンクの下からではなく床から水漏れしている可能性が高い場合、ほぼ自分での修理は不可能です。
    床から水漏れしている時点で、上階の場合は下の階への影響も懸念されるために、早急に業者に依頼するのがよいでしょう。

    他にも、止水栓や給水給湯管、水栓本体から水漏れしている場合は、大量の水漏れに発展する可能性があります。
    早急に元栓を閉めて、業者に依頼してください。

    屋外の排水管の水漏れについて

    屋外の排水管の水漏れが発生している場合、屋内の対処法とは異なる対応が必要です。
    ここでは、主な屋外の排水管で発生した水漏れの症状と原因、対処法について解説します。

    屋外の排水管が水漏れしているときの症状

    屋外の排水管が水漏れしている場合、晴れている日であっても地面が濡れているなど、明らかに不自然な状態が見られ、症状がひどい場合は、噴水のように水が噴き出すこともあります。

    建物の壁面が濡れていることで発覚することも多いですが、地中で全く気づかないまま水漏れが進行するケースもあります。
    そのため、日常的に水漏れのことを意識していないと早期発見が難しいです。

    屋外の排水管の水漏れ原因

    屋外の排水管で水漏れが発生する主な原因として、給水管や排水管の劣化や破損が挙げられます。
    主流である塩化ビニールの配管は、耐用年数が30年前後であり、この耐用年数を大きく超過して使用していると経年劣化による破損の可能性があります。

    他にも、配管の先端部分や合流部分にゴミや異物を沈殿させる排水桝が設置されていますが、油や食材の残りカスが溜まり、それが詰まりとなって水漏れするケースが多いです。
    その他、配管自体に緩みなどがあり、外れて水漏れを引き起こす場合もあります。

    屋外の排水管の水漏れの対処法

    屋外の排水管の水漏れが発生している場合、即座に元栓を閉めてください。
    止水栓を閉めるのも一つの手段ですが、どこで水漏れが発生しているか判断できない状態で止水栓を止めても、見当違いな場合もあるため基本は元栓を閉めるのが良いでしょう。

    その後、水漏れ箇所の修理に入りますが、個人で修理するのはまず不可能です。
    場合によっては、一度地中に埋められた配管を掘り起こして作業しなければならない場合があり、また不適切な修理を行うことで逆に配管を傷つけてしまうリスクもあります。

    屋外の排水管の水漏れに気がついたら、修理業者にすぐに連絡して、原因調査と修理を依頼してください。

    排水管の水漏れ修理にかかる費用相場

    排水管の水漏れ修理は、基本的に修理業者に依頼することになります。
    実際に、水漏れ修理にかかる費用相場は、パターン別に以下の通りです。

    排水管のつまりの除去にかかる費用相場

    排水管の詰まりを解消する場合、高圧洗浄機またはトーラー機を用いて作業がおこなわれます。
    高圧洗浄機は家庭用でも利用するものでありますが、3m以内の排水管修理で高圧洗浄を用いた場合は40,000円程度かかります。

    内訳としては基本料金が5,000円程度、作業費が35,000円程度の費用相場となります。
    トーラー機を用いる場合、およそ20,000円かかり、基本料金が5,000円、作業費が15,000円程度の内訳です。

    また、より長い範囲の詰まりを修理する場合、1m毎に2,000円程度の追加費用がかかることが多いです。

    排水管の水漏れ修理にかかる費用相場

    排水管の水漏れを修理する場合、接続部分のナットの緩みやパッキン交換程度であれば、個人でもおこなえます。
    もし、修理業者に依頼する場合は調整作業のみの場合で8,000円程度が相場となり、内訳は基本料金が4,000円で、作業費が4,000円程度です。

    また、交換部品が必要な場合の費用は部品や種類によって金額が異なりますが、調整作業と同じく8,000円程度が相場となります。

    排水管の部品取り付けや交換にかかる費用相場

    排水管の部品取り付けや交換、排水栓からの水漏れによって排水栓を新しい部品に交換する場合は、費用相場は8,000円程度です。

    また、排水ホースから水漏れした場合で排水ホース自体を交換する場合の費用相場は12,000円程度、フレキシブル管の水漏れによってフレキシブル管自体を交換する場合は、15,000円程度かかります。

    いずれのケースにおいても、基本料は4,000円程度で、作業量が各々異なります。

    参考記事:水漏れ発生!水道修理業者の選び方や見積内容を解説します

    修理が難しい排水管の水漏れは応急処置をして業者に依頼しよう

    修理が難しい排水管の水漏れが発生した場合、始めに応急処置を如何に迅速に行えるかによって被害の拡大状況が大きく変化します。
    応急処置を施したら、早急に修理業者に依頼して原因調査と修理をおこなってください。

    富士水道センターでは、24時間いつでも修理対応しております。
    最短15分で解決できる点が強みであり、また支払い方法も充実しています。

    排水管の水漏れでお悩みの方は、ぜひお気軽に富士水道センターまでお問い合わせください。

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